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先日なんとなく電器店に行ってみたら、It's the Great Pumpkin, Charlie BrownのDVDが安かったので購入してみました。ピーナッツの長編ではこのカボチャ大王の話が一番好きです。何気に、心に残る名台詞も多い作品ですよね(I got a rockとか)。一応実家に行けばVHSはあるんですが、今の家にはテレビもデッキもないので観られないのです。

しかも今回は、一緒に大好きなIt's Magic, Charlie Brownが収録されていたので即買いでした。姿が見えなくなったチャーリー・ブラウンの為に、スヌーピーが色々試行錯誤して全て裏目に出る描写や、ラストで2人が楽しそうに走り去っていく姿が最高にステキなお話です。いい仕事してるなあ。

ただ1つだけ、ポルトガル語字幕とポルトガル音声の内容が違っているのが気になりました。双方とも言い回しが若干異なるだけで、意味には大差ないのですが、ちょっと残念な気が。なんで字幕と音声で言ってることが違うんでしょうね?音声はブラジル・ポルトガル語なので(冒頭でちゃんと、懐かしい"verção brasileiraなんたらかんたら"というアナウンスが流れます)、ひょっとして字幕はポルトガル版だとかそういうのかしら?

ポルトガル語で思い出したのですが、最近パウロ・コエーリョの「Onze minutos(11分間)」を読んでみました。セックスに悦びを見出せないブラジル人の女の子が、スイスで売春婦になって色々発見していくお話です。主人公の女の子の心理の描写が丁寧で、優しさすら感じられるところがもうコエーリョワールド全開(謎)ですね。11分間でも宗教的な命題は強く、SMの精神論的な話とかも興味深かったです。流石に実践するのはちょっとアレだけど。

コエーリョといえば、ハイスクールで同級生のエクアドル人の女の子に、「ブラジルにいたんだったら、P・コエーリョはよく読んでたんでしょ?」と訊かれたので「コエーリョなんて読んだことないよ。」と答えたら、「信じらんない」と呆れられた思い出があります。台湾の人に小津作品を1本も見たことがないって言った時も、同じ反応だったな。

逆にカレリアの男の子に「ドストエーフスキイでご飯3杯いける」と言ったら、「あんなのは学校で嫌々読まされるもので、嬉々として読む奴の気が知れない」と返されたので、「分かってねーなこいつ」と思った事もあります。案外自国の文化だとか、そういう身近にあるものって、自分でその価値がよく理解出来ていなかったりするものですね。もっと色々なところに目を配るよう心掛けます。というか、コエーリョの感想殆ど書いてないね。

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