おわっ

なんだかサイトの方が酷いことになってますね。天狗の仕業かしら。この状態が継続するようなら、週末にでも修正しておきます。

スペイン史が熱いよ

今日の一枚
100ペセタ紙幣（スペイン・1928年）








下にある岩波文庫と同じ位の大きさです。でかいですね。更に下の「苺ましまろ」と較べても、やっぱりでかいです。一昔前のヨーロッパの紙幣には、財布に入れるのに難儀しそうな大きなものが少なくないです。

発行されたのは1928年なので、ミゲル・プリモ・デ・リベラ（Miguel Primo de Rivera）政権下でペセタが暴落していた時期ですね。3年後には世界恐慌の波がスペインにも押し寄せてくる上に、王制が廃止されて第2共和制が成立するので、経済的にも政治的にもかなり混沌としていた時代です。

紙幣の意匠ですが、表にはスペインを代表する文豪ミゲル・デ・セルバンテス・サアベドラ（Miguel de Cervantes Saavedra）の肖像と、マドリードのスペイン広場にあるセルバンテスの記念碑が描かれています。セルバンテスは「ドン・キホーテ」なんかで有名ですね。カスティーリャ語文学の金字塔的存在です。小生が2005年にスペインに行った時には「ドン・キホーテ」発行400周年祭が祝われていましたし、当時在籍していた大学のスペイン語学部でも色々催し物を開いていました。ちなみに裏側は画家のルイス・メネンデス・ピダル（Luis Menéndez Pidal）による、「ドン・キホーテ」の一場面の絵。尚、下部にイングランドの印刷所で造幣された旨が記されています。国外で紙幣を発行している、若しくはしていた国は珍しくないので、確認してみると面白いです。

ところで全然関係ないですが、書店の語学書の所に置いてあるポルトガル語の参考書が殆どブラジル・ポルトガル語仕様なのが気になる年頃です。まあそっちの方が需要が多いのは分かりますが、なんだか釈然としませんね。小生も最初に覚えたポルトガル語はブラジルの、それもリオデジャネイロの若干癖のあるやつでしたが、ポルトガルの柔らかな感じのポルトガル語も大好きなので無視しないで欲しいです（あとアンゴラとかカーボ・ヴェルデとかも忘れないでね！）。

かっぱ巻きを食べるのが美味しいよ♪

今日の一枚
5億ディナル紙幣（ユーゴスラヴィア連邦共和国・1993年）








5億という宇宙数字と、煌くアドリア海の太陽を思わせるヴィヴィッドな配色、そしてコピー用紙さながらのごわごわの質感がステキすぎる一品。こういう第3世界臭（←失礼）の濃厚な紙幣は大好きです。

しかし5億とか、相当なインフレーションだったんでしょうね。ユーゴスラヴィアの経済史に詳しくないので良く分かりませんが。そういえば小生が小学生の頃のブラジルも、丁度軍事政権から民主政権に移行したばかりでインフレが凄まじく、価値のなくなった紙幣が塵屑のように路上に廃棄されていました。あういうのを幼少期に見てしまうと、金銭に対するありがたみとかがどうしても希薄になってしまいますね。

紙幣には一応透かしが入っていますが、肖像の人物ではなく、ただの線が交差しているだけです。表記に使用されている言語ですが、既に連邦内にセルビアとモンテネグロしか残留していないので、セルビア語のみです（社会主義時代はセルビア語・スロヴェニア語・マケドニア語の併記）。ユーゴスラヴィア人民銀行（Narodna banka Jugoslavije）の文字が見えます。ちなみに肖像は地理学者のヨヴァン・ツヴィイチ（Јован Цвијић）。なんだか漫画みたいな作画ですね。セルビア史上重要な人物なんだから、もうちょっとちゃんと描いても良かったような気もします。

さて、そろそろサイトの方も更新せねばいかんな。

紅魔郷の霊夢がやたら艶かしい件

文花帖に加えて「ぱちゅコン！-Defend the library-」をこつこつプレイしちょります。「ぱちゅコン！」は異なる属性の兵士で部隊編成を行ったり防衛陣地を構築したり、状況に合わせてこまめに兵士を補充したりレヴェルを上げたりと結構頭を使うので面白いです。絵も綺麗だし、音楽も臨場感溢れて良い感じです。1つ難を言えば、図書館が舞台なのにこぁがいないのが淋しいです。

お気に入りはにとりと早苗さんと妹様に、ガンキャノンとケロちゃんです。なんか風神の人ばっかりですね。風神組は何かと風評が宜しくないようですが、個人的には結構好きだったりします（雛と穣子は殆ど使わない、というか使った事ないけど）。最初は紅魔組ばかり使っていてそれなりに思い入れもあった筈なんですが（何より使い易いし）、いつの間にか風神キャラが主体になっていたという。

防御戦に於ても機動力の確保は重要である。


しかし本家と同じくクリア出来ているのはNormalまでで、ヘタレゲーマーの小生の指揮はHard以上だとかなりキツイですz。回復する余裕も与えられずに、図書館が無茶苦茶に蹂躙されていく様は切なすぎる…。きっとドイツとソ連にフルボッコにされた時のルィツ＝シミグウィ将軍も同じ心境だったことでしょう。まだまだ研究せんといかんですね。（こんなサイト見つけました→ www14.atwiki.jp/patchcon　やっぱりやり込んでる人は違いますね。すごいです…）

ところで最近中国製品の安全性が問題視されているみたいですが（何を今更って感じですけど）、フィギュアとか食玩はどうなんでしょうね？流石にアレを撫で回したり、口に含んだりする莫迦はいない（と思いたい）ので、食品やら食器とは分けて考えるべきですが、個人的に割と身近な存在なので不安です。あと感情的な話になりますが、銀様やルイズなんかの裏に悉くMADE IN CHINAの文字を発見するのはなんか厭な気分になります（別に格段中国が嫌いなわけじゃないんですが、フィギュアが外国製というのはなんか違う気がします）。

加えて中国といえば、工場の労働環境も気になるところです。机に置いてるシャナたんとかが大連かどこかのスウェット・ショップで生産されているのを想像すると、ぶち萎えます(´Д`)　やっぱり、こういうのを作ってる労働者も搾取されてるんですかね？困ったものです。取り敢えずちょっと高価でも良いから、フィギュアくらい国産にしてくれ（ガレキ並みに高くなったら困るけど）。








人民の血と汗の結晶

キャスターの新しいパッケージデザインはGJだと思うよ

巷で評判（なのか？）のPolitical Compass（www.politicalcompass.org）によると、小生の立ち位置はこんな感じらしいです。

Economic Left/Right: -5.88
Social Libertarian/Authoritarian: -3.54








そーなのかー


心做しか、結構アカいですね。個人的にはどっちかというと、真紅より銀様の方が好みなのですが。

というわけで薔薇乙女の連載が再開しましたね。もうね、アレですよ、欣喜雀躍ですよ。暫く、というか数年は再開はないと思ってたので尚更です。(#ﾟДﾟ)<УРАААААААААААААААА!!!

しかしね、掲載誌がよりによってYJとは一体どういうことなんだねメーンシコフ君？ちょっと作品の表象から乖離し過ぎていてアレなんですが(ﾟ∀ﾟ)ｱﾋｬ

個人的にあの手の表紙の雑誌を購入するのは、かなり抵抗があるのですよ（コンプとかLOとかは全然抵抗ないのにね）。まあバーズの頃も、別に雑誌を買ってたわけじゃないから良いんですけどね。基本的に漫画は単行本をゆっくり待つのがいと美しき哉。単行本の方も綺麗な新装版が出たことですし、ゆっくり待たうぢやないか。既に幻冬舎版を全巻2冊ずつ所持している小生としては、これ以上置き場所がないという切実な問題を解決しなければなりませんがorz







プー様も連載再開にお慶びのご様子です